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すぐに伸びてくる根元の白髪。リタッチする?上手に隠す?


白髪が気になる人や白髪を染めている人にとって、すぐ伸びて目立ってしまう根元の白髪は尽きないお悩みです。「うまくきれいに全体が染められたのに、数日経ったらすぐに根元の白い部分が見えてきてしまった…」という事態になれば、なんとも残念なもの。
この記事では、気になる根元の白髪をうまく染めたり、カバーしたりする方法についてご紹介します。部分染めが苦手な方や、白髪染めの回数を減らしたい方は、ぜひご参考にしてください。

白髪染めをしている人向け・リタッチのテクニック

「髪の根元を染めるのが得意」という人は、おそらくごく少数でしょう。大抵の人が、根元の白髪を染めるのは難しいと感じているはずです。また、全体を染めたときに根元の部分にいつも染め残しができてしまい、困っているという人もいるでしょう。

全体染めをするときに染め残しの部分を少なくするには、染め始めるときに根元の部分から先に薬剤を塗っていく方法を試してみてください。そのほか、全体染めの際に染まりにくいといわれる箇所は、額などの生え際、襟足、耳の周り、前髪などです。これらの箇所も、薬剤を塗るときはできるだけ順番を先にして塗ってみましょう。

次に全体染めをするまでの合間に、白髪が伸びてきた根元部分だけをリタッチ(部分染め)したい場合には、塗りたい箇所だけに密着させやすいクリームタイプの白髪染めを使うのがおすすめです。最近人気の泡タイプの白髪染めは、リタッチ用にはあまり向きません。

また、従来の2剤式白髪染めは、多かれ少なかれ髪や頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。頻繁に刺激を与えすぎないよう、「根元の部分染めを2~3回したら、次は全体染めを1回する」のように、ご自分のお好みや状況に合わせて染めるサイクルの目安を考えておくとよいでしょう。

そしてリタッチの際には、なるべく白髪が気になる部分だけに薬剤を塗るよう気をつけましょう。染めムラをなくすために他の部分に伸ばしたくなりますが、白髪染めには脱色作用もあるため、染めたい部分以外についてしまうとその箇所の色落ちを早め、余計に色ムラが目立ってしまうこともあります。

染めるほどではなくても、根元の白髪が目立つなら

「全体染めはまだ先でよいと思っているけれど、根元にチラホラ見える白髪が気になり始めた」という人には、部分染め専用のヘアマニキュアや白髪隠し(一時染毛料)がおすすめです。

ヘアマニキュアは、1度染めると2~3週間は色落ちしませんが、染めるときには10~15分待ってから洗い流すなど多少手間がかかります。また、手や顔、服などに液がつくとなかなか取れませんから、使用時の取り扱いにも注意が要ります。

いっぽう、白髪隠し(一時染毛料と表示されているもの)は、マスカラのようなブラシでサッと塗れるものが多く、早く液体が乾いてすぐにお出かけできます。シャンプーすると汚れや皮脂と一緒に落ちてしまうので毎回塗る手間はありますが、外出前などに手軽に使えるほか、他のものに液体がついても落としやすいというメリットもあります。

シャンプーで落とせる一時染毛料には、広い範囲の白髪を隠しやすいスプレータイプも用意されています。一部分に白髪が密集して生えてしまい、マスカラタイプでは隠し切れなくなった場合には使いやすいでしょう。ただし、スプレーの霧が洗面台や床などにつきやすく、新聞紙などで周囲を覆って使わなければならないなど、少し手間は必要です。

根元にも気兼ねなく塗れる、刺激の少ない白髪染めとは?

「最近根元の白髪が増えて部分染めでは物足りなくなってきたけれど、白髪染めは何度もしたくない」あるいは、「根元染めを何度もしていたけれど、かぶれてしまったので白髪染めがもう使えない」などのお悩みで、これまで紹介した白髪染めや部分染め以外の選択肢を求めている人も少なくないでしょう。

そのようなときは、根元にたっぷり塗っても刺激が少なく、広範囲の白髪も徐々に目立たなくしてくれる「カラートリートメント」を選ぶ方法もあります。

少し前までは「カラートリートメントはあまり染まらないので気休め程度にしかならない」といわれていました。しかし、自然志向やアレルギーへの不安の高まりから白髪染めをあまりしたくない、使いたくないという要望が増えるにつれて、カラートリートメントも急速に進化しています。

今では、1度の使用で白髪にしっかり色が入る製品や、髪のダメージをより積極的に修復しながら白髪も目立たなくしてくれる製品も増えました。使い方は、普段しているヘアトリートメントの代わりに、シャンプー後に全体になじませて5~10分おき、お湯で洗い流すだけです。

根元の白髪が特に気になる場合は2剤式白髪染めと同様、根元部分から先にたっぷり塗るようにしましょう。頭皮への刺激や着色も少ないため、白髪染めより塗りやすい点もおすすめのポイントです。1度使っただけではしっかり染まりを確認できないかもしれませんが、5回ほど使えば白髪が目立ちにくくなっていることを実感できるはずです。