染め方

染まりにくいもみあげの白髪。どう対策する?


白髪染めを自分でしている人が必ずと言ってよいほど突き当たる、「もみあげの白髪が染めにくい」というお悩み。そのうえ、もみあげは他の箇所と比較しても、白髪がチラホラ目立ち始めたと思ったら一気に増えてしまいやすい場所です。久しぶりに会った人に対して「髪型や体形はそれほど変わらないのに、あの人ずいぶん老けたなぁ…」と思ったら、もみあげの部分にだけ白髪が急に増えていたということもよくあります。
この記事では、悪目立ちしやすいうえに白髪染めの効果があらわれにくい「もみあげ」の白髪対策についてご紹介します。

もみあげが白髪になりやすい原因

もみあげの白髪は増えやすいと先にも述べましたが、もみあげに白髪が生えやすくなる原因とは何なのでしょうか。

白髪そのものの原因としては、ストレスや睡眠不足などの生活習慣や、運動不足による血行不良によって毛根でメラニン色素が作られにくくなり、髪が白いまま生えてしまうことが挙げられます。なかでも、もみあげは目に近い場所のため、眼精疲労が大きく関係しているといわれています。

パソコンやモニターを長い時間使う仕事をしている人や、細かいものを見る機会が多い人は、眼精疲労によって目の周りの皮膚の血流が悪くなります。そのため、もみあげも白髪になるリスクが高くなるのではないかと考えられています。

もみあげの白髪をうまく染めるには

もみあげの白髪が染めにくい理由としては、顔や目に近い部分のため刺激が強い白髪染めの薬剤を塗りにくいという点がまず挙がってくるでしょう。有害な物質を含む白髪染め剤がもし目に入ったらただごとではありませんから、慎重になるのは当然です。

また、白髪染めの説明書には、「地肌に近い部分にはコールドクリームなどを厚めに塗り、薬剤の付着を防止しましょう」と必ず書いてあります。それに従ってクリームをたっぷり塗ることでもみあげにもクリームが付いてしまい、薬剤をはじいて上手に染まらないという可能性もあり得ます。

もし、白髪染めが終わってからもみあげに染め残しを見つけてしまったとしても、慌ててまたすぐに同じような白髪染めを使うことはおすすめしません。髪や頭皮に立て続けにダメージを与えてしまうことになりますし、白髪染めの説明書にも続けて使わないよう注意書きがされています。

もみあげ部分の染め残しは、とりあえずはマスカラ状の部分用白髪隠しなどで対処しましょう。白髪染めと同じメーカーの白髪隠しを選べば、同じ系統の色が揃っていますから不自然になりにくいでしょう。もちろん、白髪染めを使っていない人がもみあげ部分だけに生えた白髪をカバーしたいときにも、部分用白髪隠しは手軽に使えておすすめです。

ちなみに、白髪染めの時にもみあげの染め残しを防ぐには、他の部分より先にもみあげに薬剤を塗るとよいでしょう。さらに、髪全体に塗り終えた後にももう1度、綿棒やコットンなどを使ってもみあげ部分に丁寧に薬剤をなじませるという手間を加えればより効果的です。塗ってから時間が経過すると、先に塗った薬剤が下に垂れ落ちていくことでムラ染めの原因となる場合があるためです。

白髪だけを簡単にムラなく染める方法

もみあげの白髪が染めにくいことには、目から近い部分だけに思い切って薬剤を塗布できないという事情が大きく関わってきます。そこで、従来の薬剤を使った白髪染めよりも、刺激の少ない成分で作られた白髪染めを使う方法もおすすめです。もちろん、刺激が少ないとはいえ目に入らないように注意することは大切ですが、刺激を伴う薬剤を使うときよりは断然塗布しやすくなるはずです。

リンスのようにシャンプー後に髪全体に塗って洗い流すことで白髪だけを染めてくれる「カラートリートメント」や、洗髪と白髪染めが同時にできる「カラーシャンプー」を使えば、もみあげに限らずあらゆる部分の髪をムラなく徐々に染めていくことができます。

従来の白髪染めのように、化学成分で一気に髪の色を変化させられるものではありませんが、ヘアケア効果と同時に少しずつ白髪を染めていくことができます。

思い切って、もみあげをカットする方法もあり?

もみあげの白髪をどうしても染めるのが面倒という場合には、思い切ってもみあげ部分の髪を切ってしまう方法ももちろんあります。自分でもみあげをカットする方法もインターネットで検索すれば見つかりますが、左右のバランスを整えることが難しいため、失敗するリスクも高く注意が必要です。
理容院や美容院で切ってもらう場合、男性のヘアスタイルでよく見かける「ツーブロック」などは、もみあげを切り落としてさらにサイドの内側を剃ってしまうため、もみあげの白髪はそれだけでもかなり気にならなくなるでしょう。

ただし、髪が再び生えてくれば白髪が目立ってくることになります。短い白髪はキラキラ光って余計に目立ちやすくなるため、先にご紹介したカラーシャンプーやカラートリートメントなどと併用しながら、できるだけこまめにカットする方法で対処するとよいでしょう。